家具の正しい選び方〜ソファ選び編
こんばんわ。
前回の内容で良い店と良いスタッフに出会えた方はいましたでしょうか…?
出会いは運もありますから焦らずに。。。
今回はリビング家具の肝、ソファの選び方です。
毎回言いますが、
選んだ家具でどのように過ごしたいか?が重要です。
「どのように」を具体的に掘り下げる。
たかがソファに面倒くさいな…、と思われた方、それはそれでオッケーです。
おそらくそう言う方は、座れれば良しとの考えだろうと思うので
今回の内容はスルーして下さい。
ただ、ソファ選びは家具選びの中の基本であり、王道です。
これを避けては良い家具選びは出来ないと断言します。
ソファ選びには、この3点押さえれば満足出来ます!
1:座り方
部屋の大きさだけでソファの大きさ決めてませんか?
満足度の高くなるソファの大きさは、座り方から導きだして下さい。
そうでないと、
部屋の隙間を埋めるために無駄に大きなソファを選んだりしてしまいます。
大きなソファがダメなのではありません。
座り方や過ごし方を考えた結果大きくなるのであれば問題ないのです。
問題なのは、部屋の大きさだけで安易にサイズを決めてしまう事です。
基本、大きな家具は面倒なんです。
面倒1、メンテナンス
面倒2、掃除
面倒3、模様替え
面倒4、引っ越し
面倒5、廃棄
これらの面倒を踏まえてそれでも大きなソファが欲しいか、じっくり考えてからでも遅くはありません。
コーナーソファ。
良い響きですね。
ドーン!と置いたら格好良いです。
インテリアショップでも素敵にディスプレイされてますし、
誰でも一度は置いてみたいと思った事があるのではないでしょうか。
でも、部屋に置いたら間違いなく圧迫感が凄いことになります。
それでも、家族が沢山いるから…
という方は1シーターや2シーターを複数置きましょう。
そもそも全員集まって座ることがあるかどうかを考え直しても良いかもしれません。
家族が多くても、それぞれがリビングで過ごす時間帯が異なったら大きなソファは不要ですよね。
2、構造
デザインが立派でも、中身はどうなっているのでしょうか?
気になる方は多いと思います。
ソファは価格と中の構造の良し悪しはある程度比例していると考えて大丈夫です。
しかし、まれに見掛け倒しのハリボテソファがあるので
それをつかませられないようにご注意下さい。
そうならないように、構造はきちんとお店のスタッフに確認をしましょう。
加えて、製造はどこでしているか?
中国だからって全てが雑ではありませんし、
日本だからといって全てが丁寧なわけでは無いですが、
要は販売スタッフがどこでどういう管理のもとに製造しているかを
しっかり答えられないようなメーカーは少し疑問に思った方が良いでしょう。
3:保証
最低でも10年使いたい人が多いのではないでしょうか。
であれば、メーカー保証は絶対です。
保証がついていないなんてのはもってのほかですが、
保証がついていても内容がしっかりしてるか要確認です。
また、もしその期間が終了した後に
何かあったらどのようなケアをしてくれるか確認しましょう。
商品が気に入ったとしても保証内容次第ではきっぱりと諦めて下さい。
後々になんだかんだと揉めても残った家具は使い続けなければなりません。
しかも嫌な気分のままでは寛ぐことはできないでしょう。
そこはメーカーとの信頼の要所です。
小さい物やすぐ気軽に交換出来る物とは違います。
ましてや家具は気持ち良く使いたいものです。
外で気を張って帰った気持ちと身体を癒してくれる物ですので、
しっかりと妥協せずに選びましょう。
癒してくれるには信頼があるかどうかが大事です。
家具を選ぶということは、
家具店で働く人も会社も信頼できるかを意識して話を進めて下さい。
え?
この3点だけ?
色とか張地とかのコツはないの?
と思われるかもしれません。
でも、下の回でお伝えした通り
色や張地は個々のライフスタイルに多分に関係するところで
長くなるのでまた今度詳しくお伝えします。
喫緊の方はご連絡ください。
ご相談にのらせて頂きます。
ほとんどの方のソファを買いたい動機は
寛ぎたいというものだと思います。
今回の3点を一つでも外してしまうとそれは叶わないでしょう。
叶わないどころかストレスが加わり寛ぐどころの話ではなくなります。
そうならないためにも、勢いで買ってしまう前に
一度この3点に当てはめて検討してみてください。
今回の内容が何かの役に立てれば幸いです。
それではまた。