着る住む食べるのブログ

タイトルの通り、衣食住に関わる事をアップしていきます。特にインテリアとアパレルは仕事として経験ありますので、よりリアルな情報をお届けするつもりです。食は趣味程度に(^-^)

家具の正しい選び方〜ソファ選び編

こんばんわ。

 
前回の内容で良い店と良いスタッフに出会えた方はいましたでしょうか…?
出会いは運もありますから焦らずに。。。
 
 
今回はリビング家具の肝、ソファの選び方です。

f:id:adi3:20160312195901j:plain

 
毎回言いますが、
選んだ家具でどのように過ごしたいか?が重要です。
「どのように」を具体的に掘り下げる。
たかがソファに面倒くさいな…、と思われた方、それはそれでオッケーです。
おそらくそう言う方は、座れれば良しとの考えだろうと思うので
今回の内容はスルーして下さい。
 
ただ、ソファ選びは家具選びの中の基本であり、王道です。
これを避けては良い家具選びは出来ないと断言します。
 
ソファ選びには、この3点押さえれば満足出来ます!
 
1:座り方
部屋の大きさだけでソファの大きさ決めてませんか?

f:id:adi3:20160313000346j:plain

満足度の高くなるソファの大きさは、座り方から導きだして下さい。
そうでないと、
部屋の隙間を埋めるために無駄に大きなソファを選んだりしてしまいます。
 
大きなソファがダメなのではありません。
座り方や過ごし方を考えた結果大きくなるのであれば問題ないのです。
問題なのは、部屋の大きさだけで安易にサイズを決めてしまう事です。
 
基本、大きな家具は面倒なんです。
面倒1、メンテナンス
面倒2、掃除
面倒3、模様替え
面倒4、引っ越し
面倒5、廃棄
 
これらの面倒を踏まえてそれでも大きなソファが欲しいか、じっくり考えてからでも遅くはありません。
 
コーナーソファ。
良い響きですね。
ドーン!と置いたら格好良いです。
インテリアショップでも素敵にディスプレイされてますし、
誰でも一度は置いてみたいと思った事があるのではないでしょうか。
でも、部屋に置いたら間違いなく圧迫感が凄いことになります。
それでも、家族が沢山いるから…
という方は1シーターや2シーターを複数置きましょう。

f:id:adi3:20160313001457j:plain

そもそも全員集まって座ることがあるかどうかを考え直しても良いかもしれません。
家族が多くても、それぞれがリビングで過ごす時間帯が異なったら大きなソファは不要ですよね。
 
2、構造
デザインが立派でも、中身はどうなっているのでしょうか?
気になる方は多いと思います。
ソファは価格と中の構造の良し悪しはある程度比例していると考えて大丈夫です。
しかし、まれに見掛け倒しのハリボテソファがあるので
それをつかませられないようにご注意下さい。
 
そうならないように、構造はきちんとお店のスタッフに確認をしましょう。
加えて、製造はどこでしているか?

f:id:adi3:20160313003608j:plain

中国だからって全てが雑ではありませんし、
日本だからといって全てが丁寧なわけでは無いですが、
要は販売スタッフがどこでどういう管理のもとに製造しているかを
しっかり答えられないようなメーカーは少し疑問に思った方が良いでしょう。
 
3:保証
最低でも10年使いたい人が多いのではないでしょうか。
であれば、メーカー保証は絶対です。

f:id:adi3:20160313004226j:plain

保証がついていないなんてのはもってのほかですが、
保証がついていても内容がしっかりしてるか要確認です。
また、もしその期間が終了した後に
何かあったらどのようなケアをしてくれるか確認しましょう。
 
商品が気に入ったとしても保証内容次第ではきっぱりと諦めて下さい。
後々になんだかんだと揉めても残った家具は使い続けなければなりません。
しかも嫌な気分のままでは寛ぐことはできないでしょう。
そこはメーカーとの信頼の要所です。
小さい物やすぐ気軽に交換出来る物とは違います。
ましてや家具は気持ち良く使いたいものです。
外で気を張って帰った気持ちと身体を癒してくれる物ですので、
しっかりと妥協せずに選びましょう。
癒してくれるには信頼があるかどうかが大事です。
家具を選ぶということは、
家具店で働く人も会社も信頼できるかを意識して話を進めて下さい。
 
 
 え?
この3点だけ?
色とか張地とかのコツはないの?
と思われるかもしれません。
でも、下の回でお伝えした通り

adi3.hatenablog.com

色や張地は個々のライフスタイルに多分に関係するところで
長くなるのでまた今度詳しくお伝えします。
喫緊の方はご連絡ください。
ご相談にのらせて頂きます。
 
ほとんどの方のソファを買いたい動機は
寛ぎたいというものだと思います。

f:id:adi3:20160313005206j:plain

今回の3点を一つでも外してしまうとそれは叶わないでしょう。
叶わないどころかストレスが加わり寛ぐどころの話ではなくなります。
そうならないためにも、勢いで買ってしまう前に
一度この3点に当てはめて検討してみてください。
 
今回の内容が何かの役に立てれば幸いです。
それではまた。
 
 
 

家具の正しい選び方 ~お店選び編~

こんばんわ。

 

 あなたはインテリアショップをどうやって選ぶ予定ですか?
 
今回は「お店の選び方」
選んだお店次第でインテリアの良し悪しの「8割」が決まります。
 

f:id:adi3:20151203194434j:plain

 
とは言え、数多あるお店の中から選ぶのは、結構至難の技です。
経験された方はわかると思いますが、インテリアを選ぶのはどの買物よりも疲れます。
前回お伝えした通り、普通に暮らしてたらインテリアへの経験値が少ないので
何をどう見たら良いか慣れてないから。
そして、インテリアショップは店舗面積が広いので歩き疲れることも理由の1つです。
 
『疲れるから出来れば早く店を確定したい。でも、最高のプランニングにしたい』
 
誰もが失敗したくないので、そう願うところでしょう。
そこで私がオススメする店の選び方です。順番通りにやるのがベストです!
 
1:ライフスタイルの確認
2:リサーチ
3:店巡りとスタッフ選び
 
 
 
1:ライフスタイルの確認

f:id:adi3:20151203194941j:plain

これは前回伝えた通り、
単身の方であれば、これからの自分の仕事やプライベートで
どう自宅と関わっていきたいかを、家族であればそれを全員で話し合って下さい。
出来るだけ具体的に
 
例えば、ある一家のリビングダイニング。
 
平日は家族揃ってダイニングで食事。
その後リビングに移ってみんなでテレビを見る。
食事中はテレビは見ずに会話をしたい。
だから、ダイニングからテレビは見れなくても良い。
みんな映画が好きだからテレビの他にプロジェクターを考えよう。
スピーカーはお父さんがこだわりたいようだ。
オーディオの配置とサイズを確認しなければ。
リビングではソファに座る以外に床でも寝転がりたいかな。
だからリビングテーブルは小さめで良いか、ちょっと飲み物が置ければ。
あっ、でもリビングに一人用の大き目のチェアが欲しい。

昔から憧れだったから・・・。

 
時にダイニングで、お母さんと話をしながら、子供も一緒に宿題したりするかも。
そのテーブルではみんなでお茶しながら話をする場にしたい。
みんなでボードゲームとかやりたいな。
また、お母さんはそこに座ってパソコンしたり料理本を開いたり。
趣味のビーズアクセを作るスペースも欲しい。
昼は友達呼んで、最近はまってるシングルコーヒーを挽いてカッピングなんかしたりも。
家に人を呼んでもてなすのが好きなのでテーブルは6人用かな。

f:id:adi3:20151203211059j:plain

 
 
…どうですか?
住み始めてからの家族の動線が何となく浮き出てきませんか?
そして、家族のやりたい事に合わせてどれくらいの大きさのテーブルが必要かわかり、近くにあったら便利な棚や収納の検討が出てきます。
ダイニングテーブルで宿題もやりそうならテーブルの上の照明の明るさも考えたり、
リビングの床で寝転がるならラグの大きさとクッション性も考えなければいけません。
 
こうして、これくらい細かく事前に起こり得ることを予想しておけば、
理想に近い暮らしで新生活をスタート出来ます。
 
この確認を充分に行うことで失敗を避け、満足度は高められます。
逆に言うと、確認不足は失敗の確率を高めるほどの重要な準備です。
是非、時間をかけてじっくりと洗い出して下さい。
洗い出した点は携帯かメモ帳に残してあとで見られるようにしておきましょう。
 
2:リサーチ

f:id:adi3:20151203211620j:plain

ライフスタイルを確認出来ましたら、
それに見合う店があるかどうかをリサーチします。
どういうインテリアショップがあるのかということは、
引っ越しという話が持ち上がってから、何気なく見たりしてると思います。
ただリサーチという観点ではないので、
このようにライフスタイルを確認した後では見方が変わるはずです。
 
リサーチ方法は、雑誌やwebで良いです。
あとは、友達の家や体験談も貴重な情報となるでしょう。
いずれにせよ、重要なのは予習したライフスタイルに見合う店かどうかです。
 
リサーチするに優先すべきは
1点1点の商品のデザインよりも
お店の雰囲気を気にして見分けていきましょう。
モダン、シンプル、ナチュラル、ビンテージ、北欧などなど・・・
まずその中の好きなテイストを絞ってから初めて商品を見たほうが
全体がまとまりやすくなります。
 

f:id:adi3:20151203212433j:plain

なぜかと言うと…
 
ある1つのチェアが気に入ったとします。
当然、自然とそのチェアを中心にインテリアを組み立てることとなるでしょう。
好きなチェアのデザインが強ければ強いほどチェア中心のインテリアに、
いわゆる巨匠のデザイナーによるものはその傾向となります。
 一目惚れする家具というのは、大概はデザインが強く、
インテリア全体のバランスを考えることは二の次になりがちです。
 
だから、そういうデザイナーのものはダメとは言いません。
私も大好きです。
インテリアが好きになったきっかけはそこにありましたから。
 
けれども再三言いますが、
大切なのは考えたライフスタイルに合ったインテリアかどうかです。
もしその一目惚れしたチェアを置くなら、入れ込んだプランを考え直しましょう。
好きなら好きを通して、そのチェアの世界観に合ったプランニングをしましょう。
決して再プランせずに店に行くことが無いように…。
店に行けば全体のバランスなど考えれずにあれもこれも部屋に入れたくなりますから。
  
しかし、プロのスタッフはその希望を極力近付ける提案をしてくれるはずです。
自分のプランに優先順位をしっかり明確にしておいて、
それをきちんと伝えれば上手くまとめてくれます。
 
また、店を選ぶ際には、
1店舗に絞らずに複数店を候補にしておきましょう。
商品のデザインや機能、店内の画像、ホームページなど
全体の雰囲気が好みかどうかを最重要に考えた店選びをして下さい。
web上での口コミもある程度参考にしてみても良いと思いますが、
とかく熱心に見ることもないです。受け止め方は人それぞれですので。
ざっくりと大まかな雰囲気を意識して下さい。
 
 
 
3:店巡りとスタッフ選び
 f:id:adi3:20151203213620j:plain
店を選んだら、いよいよ店に行く段階です。
 
候補の店を巡る前に、
図面を忘れないように…。
しかも、家具を入れようとしている部屋の数字がちゃんと入ってるものです。
そして、たっぷりと時間を作って向かいましょう。
 
初回の訪問では、どのくらいの規模のプランかによりますが、
購入までは至らないと思います。
初回はまず見積もりをもらう事を目標にする事をお勧めします。
トータルプランになれば他社との比較は必須ですので、
レイアウトと見積もりをセットでデータか資料で必ずもらって下さい。
 
そして、実際に店を訪れると
Webや雑誌で見た雰囲気と当然ギャップも出てくるでしょう。
そこで、店内を回って感覚的に違うと思ったら、
そこに多くの時間はかけなくて良いです。
と言いますのは、
ライフスタイルの確認とリサーチをしっかりしていれば、
自分の理想とするインテリアの形がイメージできているからです。
ですので、そのファーストインプレッションは大事にして、
違ったら次の店へ行くように割り切りましょう。
洋服やインテリアに共通する事ですが、
これらは第一印象の見た目が、本人の満足度や他者からの評価に絶大に影響してきます。
ですので、このファーストインプレッションは大事にして下さい。
 
 
良い店に出会う事と同じくして
とても大事なのが良いスタッフと出会えるかどうかです。
 
理想の店が見つかっても、残念ながらスタッフのレベルには個人差があります。
全てのスタッフレベルを揃える事が店側の責任なのですが、
お店には入社して間もない新人から
何年もインテリア業界を渡り歩いてきたベテランもいるのが現状です。
もちろん、年数だけ重ねれば良いわけではありません。
その人がどんな経験を経て店頭に立っているかですので、
そこの見極めが必要になってきます。
 
言ってしまえば、店としてはそこそこでも、
その店に良いスタッフがいれば信頼すべき良い店となり得ます。
結局は人次第なんですね。
 

f:id:adi3:20151203221303j:plain

 
あと、スタッフの経験値ですが、
インテリア業界に長年いたからといって良いスタッフとは限りません。
私の見解としては、
ずっとインテリア業界に在籍している、
更に言うと同じ会社に長年在籍し続けていると
往々にしてパターン化された提案が見かけられました。
型にはまった提案とでも言いましょうか。面白味が無いのです。
お客様にとってそれが良い場合もあるでしょう。
そのお客様を考えて導いたプランであると認識していれば。
 
様々なインテリアが好まれる現在では
スタッフには幅広い提案力があるにこしたことはありません。
ですので、
例えば設計事務所や不動産業界など物件を扱っていた経験があれば、
家の特性を活かした提案が出来るでしょうし、リフォーム会社で勤めていたら内装からの提案も可能です。
あとアパレル業界も色合わせや全体のバランスをとることが得意だったりします。
実際、私も含めインテリアとアパレル業界は人の行き来が多いです。
 
 そんなこと言っても、スタッフの見た目だけでは判断つきませんよね。
なので、見極め方は「まず提案してもらう」ことです。
そして、スタッフとしっかりコミュニケーションを取ることです。
 
スタッフのレベルは様々です。
同じくして、スタッフの性格も様々です。
まずは提案してもらって、
その内容が好みに合うのか
その内容の勧め方が自分の性格に合うのか
(アグレッシブな提案タイプやゆっくり論理的タイプなど)、
そしてそのスタッフは信頼できるかを判断してください。
提案の内容は、事前に考えたライフスタイルに則したものかどうかを、
勧め方は、こちらの性格を鑑みて気持ち良く打ち合わせが出来るかを。
 
インテリアを揃える目的は、買って満足することではありません。
揃えたインテリアで長年に渡り心地良く過ごす為です。
 
時間を割いて打ち合わせを何度も重ねて、納期を指折り数えて待ち、
納品を迎え生活が始まる。そして、そのインテリアで何年も過ごす。
何年も使うからこそ買う際には「信頼」が必要になります。
話にしっかり耳を傾けているか、お願いしたことに真摯に対応してるか
約束を守ってくれているか、いろんな点で信頼が出来るか判断してください。
 
恐らく、一つの店で複数人の提案は受けれないでしょう。
なので色んなお店で依頼して下さい。
どうしてもこの店で!といった場合は、
最初に店のマネージャーに相談しましょう。
マネージャーはスタッフの個々の性格や提案の幅を熟知しているはずです。

f:id:adi3:20151203224024j:plain

 
 
 私の経験上、インテリアの「8割」が以上の3点で決まります。
 では、残り「2割」は何かと言いますと、
ずばり「運と根気」です。
良いお店と良いスタッフに出会える「運」、
すぐに出会えなくても絶対に満足いくインテリアにするんだ!
という「根気」です。
引っ越し日が決まっていて、
入居と同時に全てのインテリアが完成しなければならないわけではありません。
むしろ、少しずつ楽しみながら完成させていったほうが
最終的には良いインテリアになると思います。一気に無理に揃えても後悔しますから。
 
という事で、
  前回の続編をお送りしました。
前回、タイトルを「正しい家具の選び方」としていざ書いてみると
書きたいことが全く収まらない…。
なので今回サブタイトル付けて再公開しました。
内容が内容ですので当たり前でしたね、
ブログ素人なのでお許し下さい。
 
インテリアを検討している方達に何か役に立てれば幸いです。
 
 
 
 
 

家具の正しい選び方

こんばんわ。

 
今回は家具の正しい選び方をお伝えします。
一言で家具と言っても種類が沢山あり過ぎて今回だけでは伝えきれません。
それぞれに関してはまた違う回でお話しするとして、
今回は家具選びに共通する事を書いてみます。
 
みなさんは家具を選ぶ時はいつでしょうか?
 
私がご案内してきて多かったのは、引越しのタイミングです。
そう、自分の、家族のライフスタイルが変わるタイミング。

f:id:adi3:20151109174900j:plain

 
インテリアに多少なりとも興味がある方であれば、
これから始まる新生活、真っさらな部屋に何を置こうかと
心躍る一大イベントになるはずです。
 
新しい暮らしをワクワクして想像する。
夢は膨らみ希望は高まるばかりです。
多少の不安も交えながら...。
 
オシャレなインテリアショップを雑誌やウェブでリサーチしまくって、

さあ行こう!

 f:id:adi3:20151110002126j:plain

 
…と、ここで一度クールダウンをお願いします。
水を差すようで誠に申し訳無いのですが、
はやる気持ちを一旦落ち着かせて下さい。
 
そして、下の点をハッキリさせて下さい。
1:部屋の図面(cmが明記してあるもの)の有無
2:今後ライフスタイルがどう変わるか
3:設置予定の家電のサイズ
 
これらがハッキリしてないと
せっかくの新生活が悲惨なスタートとなることでしょう。
 
 
1:図面
図面不携帯で家具を探す。
そんなことある?と思われるかもしれませんが、
結構な確率で遭遇しました。 
 
ワクワクが抑えられなくて見切り発車で購入する方は実際多いのです。
もちろん売る側はハッキリしないのに売れません(常識的な販売員は…)。
でも、それでも気にしない方は「大丈夫!」と言って買って行かれます。
で、結果…
・部屋の大きさに対して大き過ぎる、もしくは、小さ過ぎる。
・部屋と家具との相性が悪い。
・そもそも部屋に入らない。
 
「大丈夫!」と思ってしまう原因は
一度部屋を内覧した記憶と感覚、
そしてワクワク感のみで購入を決意しているからです。
偶然、図面を持っていても「cm」の記載が無く
ある数字は「◯㎡」や「◯畳」。
これを持参して図面と言われてもざっくりしかわかりません。
つまり、販売員もざっくりしたアドバイスしか出来ません。
プロだからわかるでしょう?
と言われたこともしばしば…。
例え何年キャリアを積んだとしても、わかりません。
知ってるのは不動産屋さんと、現地に行って測った方だけです。
 
ちなみに、
家具が大きければ大きいほど、家の図面だけの問題では収まりません。
家の玄関にさえ辿り着け無いケースも起きます。
マンションであれば、エレベーターに入らない、
入らなければ階段?階段も曲がりきれない…。
最後の手段、人による吊り上げか、クレーン?
いやいや、それにも一回現地を調査する手間が必要です。

f:id:adi3:20151109215252j:plain

 
要するに、
家具を搬入車から降ろして部屋の指定場所までの
運ぶルートをクリアにしておかなければ安心してはいけないという事です。
これは、販売する側の責任でもありますが。
 
 
次に、家具の相性について少々述べます。
まず相性が悪い結果、まとまりの無い部屋になります。
チグハグで、アンバランスな落ち着きの無い雰囲気が出来上がるでしょう。
 

f:id:adi3:20151110002224j:plain

 
一つの原因として、複数の店で細々と購入することが考えられます。
購入前に夢膨らませてリサーチした通りに、
あのチェアはA店で、テーブルはB店、ラグはC店。。。
という感じで気持ちのおもむくまま選ぶとこうなりがちです。
図面で家の全体像がしっかり把握されていないとこうなります。
内覧が出来てるのであれば、写真を撮っておいたほうが間違いは起きづらいです。
 
洋服と違って家具は、メーカーやブランドを超えたミックスは結構難しい。
なぜなら、単純に洋服と違って経験値が少なすぎるのです。
洋服は毎日何を着るか考えます。
余程無頓着な人でなければ、誰と何処にどんな気分で?
と、想像して決めるという事を毎日やります。
しかし、インテリアのことはどうでしょう?
 
正直申しますと、
お店の販売員でもセンス良くミックスできる人は少ないのではないでしょうか。
逆に、普段から趣味で感度高くされてる人は
インテリアを仕事にしていなくても可能だと思います。
 
 
2:ライフスタイル
そもそも、なぜインテリアを変えることになったのでしょうか?
人それぞれですが、
仕事を変えた、転勤になった、子供が出来た、または子供離れしたなど。
とにかく、今までのライフスタイルに変化があるタイミングです。
その時に部屋に合う家具、人数に合う家具、気分を変える家具を選びます。
 
例えば、家庭を持つパターンでよくあるのは
インテリアを決めるのは奥様、お金を出すのはご主人。
大抵は最初にいろいろとお店を回っているのは奥様なので、
奥様の要望のみが強く反映されます。
恐らくご主人とも話し合っているはずなのですが。。。
主婦の方であれば家にいる時間が多いのでよりそうなる傾向があります。
しかし、ご主人も帰ったら家にいる時間は貴重なはずです。
 

f:id:adi3:20151110002308j:plain

 
家にいる時間。
これは仕事や学校、外にいる時間を充実させたものにする為に非常に貴重な時間です。
新しい環境はただでさえ緊張するものです。
家を自分の安らぎの場所にせずして、どこで心と身体をほぐすのてしょうか。
そして、この忙しない世の中で生きる現代人には、家にいる時間の「長さ」ではない、時間の「濃度」が重要です。
どう気持ち良く過ごせるか。
濃密な時間にするにはライフスタイルに合うインテリアプランが必要です。
家族がいれば、家族一人一人の要望に合ったものを。
それも変化したライフスタイルに合ったものです。
 
それを家族と、または単身であればご自身のこれからのライフスタイルを
じっくりと具体的にイメージして下さい。
次の部屋で自分はどう過ごしたいのか、どうありたいのかを。
 
3:家電のサイズ
これに関しては少々具体的に説明します。
 
まず、家具を選ぶのに家電は重要な要素です。
引っ越しのタイミングであれば新調することも多いでしょう。
詳細な図面があっても、家電のサイズが分からなければ、
家具のサイズは決められません。
特にTV、DVDデッキ。
そして、エアコンのサイズと設置高さが重要になってきます。
 
TVやDVDデッキは結構気にする方が多いのですが、
だからこそ油断しやすいです。
良くあるのは、取説のスペックでデッキ本体の外寸だけを気にして
TVボードを選ぶとデッキがボードに収まらないパターンです。
と言うのは、機器を設置する際にデッキの背面の差し込み口にコードをつなぐと
その分、奥行き寸法が増えるからです。
よほどギリギリの収納をしなければ大丈夫ですが、
このケースは起きやすいので要注意。
アンプやスピーカーも然りです。
 
またTVの大きさは、
本体がTVボードの幅に収まるかという点、
それから、
TV本体とTVを見る距離はどれくらいがベストかという点
それらを踏まえて決めて下さい。
 
TVボードに収まるかどうかは、TV本体とボードの幅と奥行きを調べれば簡単です。
TV本体の幅の1.5倍の長さのボードがあればバランスも良いでしょう。
 
TVを見る距離はどれくらいがベストか?
必要な距離の出し方として、
テレビ画面の高さの3倍の距離が良いと聞きますが、
個人的にはこれでは近すぎと感じます。
私は家で5倍にしてます。もちろん個人差があります。
 
ちなみにこの距離ですが、注意すべき点があります。
座った時の頭の位置、
つまり目と画面の距離と更には目の高さがどこになるかです。
ソファに座って見るとしても、浅く座るか深く座るかは人それぞれです。
ソファの奥行によってTVとの距離は軽く見積もっても50cmは変わります。
そして、ソファの座面の高さとTVボードの高さの兼ね合いによって
TV画面の見え方も変わります。
人間は目線を少し下げて見たほうが楽なので
TVのほうが低くないと疲れやすくなります。

f:id:adi3:20151111011438j:plain

 
 
そして、エアコン。
これが曲者です。
設置はもちろん壁面の上部にされます。
で、図面上にもエアコン設置箇所が書かれてる事が多いです。
(書かれて無かったら更に注意!)
しかし、エアコン本体の幅は分かっても
壁面のどの高さで取り付けてるか分からないので、
その壁面に背の高いキャビネットやシェルフなど取り付け不能の場合が起こります。
エアコンは室外機の兼ね合いもあり、気軽に設置場所を変更出来ません。
家具を合わせるしかないです。
 
この回では家電のサイズに焦点を当てましたが、これはデザインにも言える事です。
家電のデザインが家具のデザインを壊してしまわないか?
家具と家電は一緒に考えないといけません。
 
 
さて、今回は「住む」の観点でお送りしました。皆さんの為になりましたでしょうか?
何かの一助になれば幸いです。
 
 次回の「着る住む食べる」はどれにするかまだ決めてません。
ちゃんと書くって結構大変ですね…。
 
 
 

はじめまして!の人生初ブログ

こんにちは。

今日から自分の仕事にしてきたインテリアやファッションの経験を綴っていこうかと思います。そう、「衣」と「住」をメインにたまに「食」も織り交ぜていこうと。
 

f:id:adi3:20151026235550j:plain

こうして改めて思うと、

自分の言葉、文章が気軽に世の中に出まわるという事は、なんと凄い現代なのでしょうか。

私もブログを読んで楽しむことは自然とやってきましたが、書いて楽しむことは未知の世界です。

始めたからには責任持って発信していこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
 
今回はご挨拶ですが、次回からは冒頭に掲げたテーマを基本にプラプラと書いていきます。

 

f:id:adi3:20151020002446j:plain

こうやってブログに書く事で自分の為に日記のようなものを作っておくことは、後から見て振り返れるので有意義、そして、これを見た方に何か役に立つ事が出来ればそれに越したことは無いです。
 
それでは、今日はこれくらいで。